「常識からはみ出す生き方」ぼくが一番勇気をもらった本の紹介。




ぼくがこれまで読んだなかで、人に一番おすすめしたい本

「常識からはみ出す生き方」

 

今回はこの本について紹介していきます。

この本を読んだきっかけ

社会人となり、忙しいながらもぼくにはやりたいことがあった。

例えば

・子どもへのサッカー指導

・福祉分野で支援者として

・講師として活動する

・独立する

・社会人向けの絵本を出版する

・大学院に通う

など。ありがたいことに今では全部達成することができました。

でもその当時はそれらを組み合わせてそれが仕事となるのか、社会人といえるのか。

世間で言われる常識と呼ばれる道、やはりそれしか自分の進む道はないのか。

そんなことを思いながら過ごしているなかでこの本と出逢いました。

この本を読んで、常識からはみ出して生きること、そして一歩踏みだす勇気をもらいました。

組織人として、また独立して活動を始める前にこの本を読むことができたのは大きかったです。

サブテーマについて

ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」

とありますが、ノマドワーカーを目指している人でなくてもお勧めできる本です。

「世間でいう常識があるなかで、自分らしく生きるうえで時にそれを破らなければいけないときもある。そんなときにどんなアプローチができるのか。それにはどんな考えや視点が必要だろうか?」

そんなことに気付かせてくれる。

注意点

この本は、常識の破りかたが書いてあるノウハウ本ではありません。

世間で言われている常識やルールについて

・法律で決められたルールなのか

・権力者や一部の人が有利になるように決められた「常識」なのか

・これまでの歴史や、モラルから生まれたものなのか

この本は「自分が進みたい道を見つけて、周りから『常識、普通に考えてありえない』状況でいかに実現していくのか」

そんな考え方があることや、視野を広げるためのポイントについて書かれています。

度々出てくる対比

●常識という範囲内で平凡な人生

●自分で責任を持つ人生

この二つを対比しながら話を進めていくところに魅力を感じました。

その中の一つに、筆者が大学院に通いながら修士論文を完成させたときの

●修士論文の内容、読んでくれた人とその反響

●同時期にインターネット上で書いたブログについて、読んでくれた人とその反響

これもとても興味深かった。ぼくも通信教育で大学院に在籍しており、こうしてブログも書いていて環境が似ていたのでより共感できました。

この「大学院 VS.  ウェブ執筆」の他にも、「良いビジネス VS. 悪いビジネス」「挑戦者 VS. 普通を守る門番」といった対比が書かれています。

決してどちらかの意見を否定するのではなく、自分が世間から見た少数派になったときにどう不可能なことを可能にしていくかの考え方も書いてありました。

何より好感を持てたのが、「こうした方がいい!」と持論を展開するのでなくて「こんな選択肢もあるよね。」とあくまで読者主体で選択肢を提供してくれることでした。

自分の経験から

新しいことを始めるとき、周りから理解を得られないこともある。

その分野で長く活動をしている人からの指摘、ときには心無い嫌がらせを受けたこともある。泥水をすすったこともあった「なんで自分がここまで・・・」と考えると眠れない日もあった。

でもそれで諦めるのか負けてしまうのか。

他人に有利な土俵で勝負していたなら、自分の土俵をまずつくる。そこからどんなアプローチができるのか考え行動していこう。そうすればきっと道は拓ける。

そう思いながらも、ときには自分のやっていることが正しいことなのか不安になることもあった。

そんなときはこの本を読み返し「まだしていないアプローチもあるな。」と元気をもらい、気になる部分に折り目や赤ペンでチェックをしたり、今では本もボロボロになっていますが大事に持っています。

来年には独立し3年目となります。大変なことも日々ありましたが、課題にまっすぐ取り組み乗り越えてきたこと。

そこは自分を褒めてあげたい。

この本から学んだこと

この本を読んで

・一度きりの人生を人の期待どおりに生きる必要はないこと

・自分のキャリアは自分で握ること

・何が正しいかは時代と共に変わること

・ルールを変えれば慣習にも勝つことができること

・行動することで人生をコントロールできるようになること

など、多くのことを学ばせてもらいました。

おすすめしたい人

・周りから理解されていなくても、実現したい夢や目標がある人

・自分のキャリアについて悩んでいる人

・常識やルールに縛られている人

・生き方の幅を広げたい人

・フットワークを軽く活動したい人

これまで読んだ本のなかで、ぼくが一番おすすめできる本です。

 







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