社会人が大学院を目指すとき、暗黙のルールがあること知っていますか?




社会人学生の鮫島政志です。

社会人の方が大学院(修士課程・博士課程)に入学までの流れについて書いていきます。

なぜこのような記事を書こうと思ったかというと、実は入学前に暗黙のルールがあったということを知ったからです。

「自分が専攻する大学院の専攻学部の教員にアポイントを取り、挨拶に伺う」ことが常識になっていると知りました。

そんな情報もふまえたうえで、昨年の4月から通信教育で大学院に在籍しているサメシが大学院に入学するまでの流れを書いていきます。

願書の取り寄せ

まず自分の希望する大学院へ、問い合わせを行い願書を取り寄せます。

自分が専攻する学校の講師へ問い合わせ、相談、挨拶

ぼくも知り合いの先生から言われたのが、

「自分が学びたい大学院の研究科にアポイントメントをとってまず挨拶に伺う。」

と言われました。ただ、そのときはすでに受験した後でした。

大学院ではこのような暗黙のルールがあり、アポイントメントをとる→自分が研究したい分野を専攻されている先生のもとにご挨拶という流れが一般的だと聞きました。

また、ある大学の先生から聞いた話では

・自分のテーマに合った研究をされている先生が在籍している大学を調べる

・ネームバリューも大事

・やはり大学院の入試に関しては入試前に一度、挨拶に行くことが基本

であることも教えてもらいました。

受験

さぁ、いよいよ入学試験。

ぼくが受験したときは一次試験は筆記、二次試験は面接でした。

過去の試験問題がホームページ上にアップされていたり、学校によっては過去問題集を郵送してくれるところもあるので事前に取り寄せて試験対策に取り組みます。

合格発表と入学

受験の合格発表があり、合格すれば晴れて大学院生となります。

ぼくが大学院の修士課程を受験し、合格したときに感じたこと

社会人として働きながら学生としても学ぶうえで、良くない考え・取り組みとして典型的な例を挙げます。

それは「自分がやりたい研究、学びたい教員」でなく「大学院や担当教員のネームバリュー」を選んだ結果、研究をやめてしまう、退学という選択をとってしまうこと。

実際に周りでそんな方もいました。

すでに社会人として経験してきた方には特に研究しようとしてきた想いを大事にする。

そうしないと取り組みやすいからと変更した研究テーマで2年、もしくは3年続けるのは大変なことです。

社会人学生の強みは研究の世界の論理だけでなく、自分がこれまでに築いてきた実務のフィールドもあることです。

大学院に進んで学んだことが全てということでなく、それまでの経験も活かしながら研究+現場経験もあるハイブリッド人材として活躍できるような力、知識を蓄える場。

それが大学院だと思います。

これまでの実務経験に加え、研究者の視点を得ることができる大学院。社会人の方にもおすすめします。

 







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