今年になってから毎週月曜
仕事で天下茶屋駅の前を通る。
ふと思い出す、ぼくが大学4回生だったころ
当時は経済学部だったけど
「やっぱり人と関わる仕事がしたい」
そう思い福祉分野で働くことを進むことを決め内定を辞退させてもらった。
社会人学生としての学費を稼ぐため
天下茶屋駅近くのカナートモールというショッピングモール
その中にある花屋さんで短期バイトをしていた。
正直不安もあった、周りが就職するなか社会人学生という道を選んだことに。
焦りもあったし、周りからも「食べていけるのか?」
そんな声ばかりで心配してくれる人はいても、賛成してくれる人はいなかった。
あのときの決断がはじまりだったんだろうな。
誰の責任にもできないし、自分が諦めたら誰も助けてくれない。
自分で決めたんだから当たり前のこと。
「どんな道を選ぶか」
それも大切だけど
「選んだ道を自分が納得できる道にする」
そのほうが自分にはあっているし後悔しない生き方だった。
あれからもう9年
20代はとことん突っ走った。
仕事でできることを増やそうと、とにかく時間がなかった。
大事にしたいと思っていた女の子に別れを告げた。
自分を追い込むのはいいけど、一緒にいてもらうにはあまりにかわいそうだった。
そして自分にも余裕がなかった。
得るものもあれば、犠牲にすることもあった。
夢や目標があるのは素敵だ
でも中途半端な夢は自分も周りも縛りつける
夢がなくても笑って過ごせれば幸せなんだろうな
ただ、自分が選んだ一度きりの人生
悩むほどの選択肢があった
そのなかで決断してきた自分をほめてあげたい。
気づけば31歳
起業して3年目になった
個人事業としてやってきたこともこの夏に法人化する。
いくら忙しくても大切なものを犠牲にする働きかたじゃなく、
自分自身も大事にしながら周りも大切にする
そんな生き方をしていこう。
不安でも、夢を理想を信じて歩みはじめた
22歳の自分へ恥じることのないように。
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